スウェーデン語話者から見た英語
スウェーデン語は英語と文法が似ていると言われる。
地域的にも近いからそのように思う。
語順もほぼ同じなので、単語一つ一つを置き換えるとほぼ翻訳ができあがるくらい似ているのは確かだ。
だが決定的に違うのは、スウェーデン語は「å」だとか「ö」のようなアルファベットの上に記号が付いていること。
余談だが、öはなんだか顔文字のようにも見える。
日本語に例えるとどういうものになるんだろう。
表音文字であるアルファベットで構成されるスウェーデン語は、日本語でいえば、全部カタカナのようなものだろうか。
例えば、
キョウハ、ギンザノアップルストアニイッタアト、ギュウドンヲタベタ。
みたいな文となり、丸記号(半濁点)や点々(濁点)をなくせば英語に相当するものになるかもしれない(ただし句読点は維持)。
こんな風になる。
キョウハ、キンサノアッフルストアニイッタアト、キュウトンヲタヘタ。
やはり、こうしてみると、一瞬何を言っているのかわからない。
キュウトンってものが何かわからない。
そんなことを考えると、スウェーデン語話者も簡単にはアルファベットの上にある記号を廃止できないのもよくわかるというものだ。
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